このブログは、「道は開ける」の要約と感想そして実体験をご紹介していくのが1番の趣旨ですが、
最初に筆者の事をよく知らない方のために、ダイジェストでわたろう流のご紹介を致します。
1,デールカーネギーの生涯 誕生から20代前半
デール・ハービソン・カーナギー(Dale Harbison Carnagey)は、1888年11月24日、ミズーリ州
メアリービル(Maryville)の貧しい農家に、ジェームズ・ウィリアム・カーナギーとアマンダ・エリ
ザベス・ハービソン夫妻の次男として生まれました。1955年11月1日没。66歳で永眠。

あれ、カーネギーではないの?当時の鉄鋼王のカーネギーに名前を寄せて改名しているんだ!そこに貧しい農家から這い上がる精神が見えるよ!


20台前半まで貧しさと失敗で苦労したが、やはり成功者はそれがバネになるんだね!

2,デールカーネギー24歳転機
いよいよ人生の転機、人を動かす、道は開けるに繋がっていきます。
カーネギーの人生における大きな転換点は、1912年にニューヨークのYMCAで訪れました。
彼はYMCAの支配人を説得し、話し方教室の講師としての仕事を得ます 。当初は教材が不足していて
即興で生徒に「腹が立ったこと」について話すよう促したところ、これが自信を構築する上で
効果的であることが判明しました。

偶然だったけど、このころから潜在的に形式的な学問や理論もいいが、実践形式、行動が重要と直感的に感じたのでは、、、

3,デールカーネギー著、人を動かす・道は開ける2冊とも大ベストセラー
- 人を動かす 世界で1500万部以上 日本で500万部以上販売された
- 道は開ける 世界で 600万部以上 日本で500万部以上販売された


カーネギーの大ファンですが、人を動かすはアマゾンオーディブルで数回聞いただけで、書籍もないんですよね。自分でも不思議?
4,デールカーネギーが影響を受けた思想と人々
ここはわたろう独自の見解です。学識者や専門家の方は、暖かく見守ってください。
カーネギーのDNAがどうやって形成されたかは重要なので、省けません。
1:ニューソート運動
この運動は、肯定的な思考が個人の人生に直接的な影響
を与えるという考えを強調するものでした 。ニューソートの著述家エルバート・ハバードの
あなたがなりたいと願う有能で、真剣で、有用な人物を心に描きなさい。そうすれば、あなたが
抱くその思いが、刻一刻とあなたをその特定の個人へと変えていくだろうという考えです。
思いは届く、願いは叶う、思考は現実化する。よく耳にする言葉ですが、70年前から言われています。
カーネギーはいち早く、この思想を取り入れていたのです。
2:ウィリアム ジェームズ
「感情は行動に先立つのではなく、行動が感情に影響を与える」というジェームズの考えは
カーネギーの教えに直接的に応用されました。
本書の中でも触れますが、楽しそうにすれば、楽しくなかったのに、いつの間にか楽しくなる。
他の本でも、まるでプロのように振舞えば、そう見えてきて、いつの間にかそうなってしまう。
そういう書籍を目にすることがありますが、これもカーネギーは70年前から、気づき実践し
皆さんに伝えてきたのです。
3:ハリー・オーヴァーストリート
まず相手に強い欲求を起こさせること。
これをできる者は世界を味方につけ、できない者は孤独な道を歩む」というオーヴァースト
リートの原則をカーネギーは採用していました。
これは、人を動かすに記載されている重要な要素ですが、私は道を開ける愛読者なので、割愛します。
しかし、とても核心を突いた考え方とは理解できます。
4:その他の影響
ジークムント・フロイト、アルフレッド・アドラー、ノーマン・ヴィンセント・ピール、
オリソン・マーデン、エミール・クーエ、ヘンリー・リンクといった思想家や心理学者からも引用し
たり影響を受けたりしていたそうです。
名高る方々で、到底語りつくせません。カーネギーがとても勉強家だったということが
よくわかります。

5,デールカーネギー わたろうのまとめ
貧しい家に生まれ、23歳ごろまで失敗を重ね苦労する。
そこから転機を迎えて大ベストセラー作家に駆け上がる。絵に書いたサクセスストーリーに思える。
しかし、離婚や大病も経験されているし、歴史上の凄いと言われる人は、自分たち凡人が
思うほど凄くなくて、大変な人生だったとも想像します。
私生活はともかく、デールカーネギーの真価は、新しい理論の発明や発見でなく、
存在している学術的なアイデアを一般大衆に向けてシンプルに体系化する能力が凄かった事だと思います。
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