カーネギーの【道は開ける】を要約&感想・実体験!新・完訳第6章

どうすれば悩みを払拭できるか

夜眠れない、朝起きるのがつらい、心が重いそんな方々に
70年前のカーネギーのアドバイスに耳を傾けてもらいたい

読み終えるころには、心が少し軽くなっているかもしれません。

目次

1 どうすれば悩みを払拭できるかの要約

1,大前提は人間の心の「根本法則」

竹中直人さんだけは、笑いながら怒る人をできるけど、普通の人はできない。

楽しそうな事を考えて、悲しい顔はできない。

悩みがない行動をしながら、悩むのは難しい。

だったら、悩みを克服したければ、悩みを忘れる行動をすればいい。

2,悩みを追い出す最高の治療薬は「忙しさ」

私は忙しいから、悩める贅沢な時間がない

私は忙しいから、悲しんでいる時間がない

私は忙しいから、自分が不幸かどうか考える時間がない

こういう事なんです。

3,今すぐできる「悩み追い出し」アクションプラン

子供のために、子供と一緒に体を使って3時間何かをする。この3時間を振り返ると
ここ数週間、感じれなかった悩みからの解放があった。

何気ない、日常の家事に没頭することで、その間中、悩みから解放された。

体を使うことで、悩みから解放されることが頻繁におこる

4,まとめ「行動」こそが、こころを救う最善の策

図書館と実験室に見つかる平安。12時間実験室にいても、実験に没頭している人の心は悩みと無縁
興味ある本を長時間楽しく読んでいる人には、悩みは無縁。

建設的な仕事に没頭している人は、悩みに無縁。
がむしゃらに働いている人は、悩みに無縁。

行動すれば、悩みから解放される。行動こそが人生を変える唯一のカギ。

2 どうすれば悩みを払拭できるかの感想

早い、安い、効果ある。吉野家さんではないが、直ぐに誰でも実行できる。そして1円もコストがかからない。
むしろ、動くので収益が出ることもあるくらい。悩みが解決できてお金がもらえれば、一石二鳥だ。

体を使う事での忙しさでも効果があるが、その場合、夜寝る前とか、暇になったときに、悩みの病魔が襲い掛かるとの
指摘もいい所を突いてくる。人は夜に感傷的に成りがちだから。

よって、人間は同時に2つの事を考えられない事を利用して、悩みそうになったら、頭脳を使うことに没頭する
ほうがいいとの指摘は、的を得ていると感じた。

70年以上も前のアドバイスが現代まで、通用するのは、人間という生き物の本質には変化が無いからなんだろう
ということを、毎回感じさせられています。

3 どうすれば悩みを払拭できるかの実体験

1,蛇の目ミシン工場での体験

これは、忙しくすることで、何もかも忘れることの実体験です。

大学1年生の頃、蛇の目ミシンの工場でアルバイトをしました。
ミシンのモーターが5台くらい並んでベルトコンベアでゆっくり私の所にきます。

私は、1つ1つそれを手に取って、モーターに電源を入れて、雑音がしないか?他に異常がないかを
検査する役割です。ベルトコンベヤーのスピードと検査作業とのスピードの戦いです。

一心不乱にやってもベルトコンベヤーのスペードに勝てなかった。
その時は、頭の中は、検査以外のことは1ミリも考えられなかった。

もし、人生で耐えられない程辛く悲しい事があったら、ベルトコンベヤーの
流れ作業に身を置くといいのかと、思い出しました。

2,工事現場の責任者や現場代理人は大変

工事現場は、民間であれ公共工事であれ、大勢の人、業者であるれかえる。
心配事、悩みごとの宝庫だ。気の優しい人は潰れてしまいがちだ。

1,発注したものは納期通り届くだろうか?、発注したものがくるだろうか?不良品ではないだろうか?
  職人はしっかり仕様書通りに設置できるだろうか?期日までにきれいに完了するだろうか?


  もし、どれか一つでも手違いがあったら、どうやってカバーすればいいだろうか?
  台風が来そうだが、ちゃんと届くだろうか?

このように、1部分の事だけでも、考えればキリがない程心配事、悩みごとが発生する。
これが、1つでなく、複数同時に進行している。

2,工期の遅れによる延長で原因のない業者は、応じてくれるか?追加料金は発生しないか?
  工期の遅れによる損賠賠償はないだろうか?会社は納得してくれるだろうか?等々

工事そのもの以外でも様々な心配事が発生する。上司や同僚からすれば他人事。
厄介なことにかかわりたくないからだ。

こういう時は、すべての心配事を一旦棚上げして、報告書作成に没頭したり、工事写真撮影に
カメラマンになったように没頭する。そして何かトラブル発生したら、発生したトラブル解決だけに没頭する。

とにかく、何か心配になりだしたら、目の前の仕事に没頭することで、精神を保った事がありました

4 どうすれば悩みを払拭できるかのまとめ

人間は同時に2つの事を考えられないので、悩みそうになったら、
忙しくして、他の事で気を紛らわす。

何も考えずにひたすら、仕事をしていればいいんだ。という考えに
強い反論、反感を持つ人もいるでしょう。

人間は馬車馬でない。本質を見極めるために考えに考えて生きるべき。
私も、そう思います。

ただ、悩みの本質が、答えが出ない事、堂々巡りな事であれば
カーネギーの言う通り、忙しくするのが最善手、しかも頭脳を使う
忙しさは、さらに効果が高いと思います。

1950年代、ミズリー州の様子の一部

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