カーネギーの【道は開ける】を要約&感想・実体験!新・完訳第10章

悩みに”損切注文”をかけよう

絶対に許せない人がいる人、何年経っても忘れられない怒りがある人

是非、70年前のカーネギーの言葉に耳を傾けてみてください。

このブログを読み終えるころには、心の平穏が訪れるかもしれませんよ!

目次

1 悩みに”損切注文”をかけようの要約と感想

1,あなたは悩み事に「払いすぎ」ていませんか?

ベンジャミンフアンクリンが小さい頃に、笛を少し高い値段で買った。かわいい話です。

今でも覚えている。かわいい話です。こんな些細な出来事を教訓にして、

永遠にそんなことを後悔していたら、その時に払った超過分のお金よりも、こころの平穏という

対価の損失の方が何億倍高くなる。すごい着眼点です。

2,悩みに歯止めをかける「損切り注文」という考え方

仕事でミスをした。いつまで責めるのか?

心が傷つく発言をした。いつまで許さないのか?

大切な物、人を奪われた。いつまで憎み続けるのか?

答えはありません。

ただ、人は未来に向けて幸せに生きて行くために生まれたんだと思います。

そのために、忘れた方がいい事なら、ストップロスオーダーをつけましょう。

3,偉人たちの「損切り」の実践

政治家は、言われ弱い面があると感じます。その中でリンカーンは、うまくストップロスオーダーを

利用された政治家と思います。でも、昔の本当の事はよくわかりません。神格化されている事も多い。

教育評論家の子供、経営コンサルタントの会社、結構言っていることと真逆がある。

トルストイも、世間の評価と家庭は逆だった。

社会的地位や、年収や評価と、ストップロスオーダーを実行できるかとは、あまり関係がなく

むしろ、必要を感じれば、誰でもできる実用的な方法だと思います

4,まとめ|賢く「損切り」して、未来へ進もう

ある人に、ある場面であなたが馬鹿と言われました。おそらく馬鹿といった方は、直ぐに言ったことを

忘れているでしょう。言われたあなたは覚えているでしょう。

感情は一旦置いておいて、損得の話です。

言った方は、もう忘れているので、この発言の後遺症は0です。むしろ馬鹿と言ってすっきりしたので+1かも。

言われたあなたは、言われて嫌な思いをしたので-1です。

悲劇はここからです。10年悔しくて忘れられないと365×10で-1が3650回発生する。-3650になります。

これって、めちゃくちゃ損ですよね。もう相手が土下座しても許せないレベルです。

あなたが120%自分の気持ちだけでできる解決策は、忘れること。気にしない事です。

瞬間ストップロスオーダーです。この技術を身に着ければ、向かうところ敵なし状態ですよ。

2 悩みに”損切注文”をかけようの実体験

1,父との決別

東京から来てくれた妻と結婚をして、しばらくアパートで生活をしていました。快適でした。

理由は記憶にないのですが、私の実家で私の両親と4人で生活することになりました。(嫌な予感)

案の定、田舎の威張り散らかす父と、感覚の違う妻がうまく行きません。

私と私の母が間に入って収めるのですが、だんだん悪化していきます。

その時、私に心境の変化があり、妻と父の話を聞いているうちに、父に対する憎悪が増してきました。

仲裁役の私が妻が正しいと思ったので、直ぐに家を出ました。母も仕方ないと諦めました。

その後、10年以上は父と会話していないし、電話があっても、話しませんでした。

私の中で、憎悪が大きくなっていたのでしょう。

父に対して怒りのストップロスオーダーをもっと早く設定していればと振り返ります。

結局、亡くなる1年前ぐらいに、威勢も弱くなり、会話するようになり、落ち着いて

亡くなってからは、不思議なくらい話をしなかった10年が無かったくらい、父への

怒りや憎悪が消えて無くなりました。本当に自分でも不思議です。

道は開けるを10歳から読んでいる自分でも、なかなか本の通りは出来ないものです。

2,方法論にこだわりすぎた自分への後悔

若い頃、17歳ごろの自分は超完璧主義もどきでした。

未来からの自分。つまり将来のあるべき姿になるには、逆算して今日、何をすればいいか?

そして、今日をその通りする日が連続すれば、描いた未来の自分になれる。こんな思考でした。

さらに、輪をかけて、最短の道、最小の努力、最大の効果のある方法でやるんだと思っていました。

多分、これで優秀な方なら大成されるのでしょう。しかし、自分の場合、考え方と思いがあっても、

行動が伴わずに、自己嫌悪の連続の日々でした。

計画を綿密に、時間をかけて研究して作っても3日坊主。それでものすごい自己嫌悪。

立ち直るのに月単位の時間がかかる。何かをやるときは、いつもこのパターンにはまり、

計画的に10日以上必要な事は、ほとんど完結できなかった。この自分が許せない気持ちが

今でも心のどこかにあって、害はないのですが、たまに懐かしくもあり、苦い思い出で蘇る。

完全にストップロスオーダーがかけれていない状態です。

反動で、宅建や世界遺産検定などを無計画で受験したりして合格すると、若い頃の自分に

もっと方の力抜いて、タイパ、コスパ、重視せずにやっていれば、違う景色みれたね。

と、今は本当に懐かしく振り返って思っています。だから余生は無計画気味で行きます。

3 悩みに”損切注文”をかけようのまとめ

写真は、カーネギーが生存していた頃のミズリー州の様子の風景です。

年月が過ぎて、時間が経過すると、人は年老いて、忘れやすくなる。

いい事も、悪い事も。だから悩みのストップロスオーダーなんて

小難しいことは無縁。実はそういう人は、結構長生きする。

すいません。データはありません。私の感想です。

問題は、棺桶に入るまで、憎しみ、恨み、怒りを持ち込む人です。

それだけの事をされたのでしょう。許せないのでしょう。

でも、その思いを抱いている間中は、自分の心が平穏を失う。

辛い事された上に、死ぬまで心の平穏を奪われる。二重苦です。

さらに、孫、末代まで引き継げば、孫、末代まで二重苦です。

全人類が同じようにすれば、150年ぐらいで、地球は、憎しみ

恨み、怒りで覆われます。

私はそんな人生、そんな世界は嫌です。

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