カーネギーの【道は開ける】を要約&感想と実体験!新・完訳第2章

第1部の第2章悩みを解消する魔法の公式

カーネギーは架空の話ではなく、実在している方の具体的な実例をもとに
解説してくれています。今回も3人の方が登場しています。さあスタートします。

目次

1 悩みを解消する魔法の公式の要約

この章でカーネギーは、混乱し、どうしていいか分からないような悩みから抜け出すための、非常に実践的で強力な「魔法の公式」を提示しています。これは、空調の発明者であるウィリス・H・キャリアが自身の絶望的なビジネス上の窮地を乗り越えた実体験に基づいた、論理的な3つのステップから成り立っています。

漠然とした不安の中で堂々巡りするのをやめ、問題解決へと踏み出すための具体的な手順が示されています。

悩みを解決する魔法の公式 3ステップ

  1. ステップ1:最悪の事態は何かを自問する まず、感情的になるのをやめ、冷静に「この問題が解決しなかった場合に起こりうる、最悪の事態とは何か?」を具体的に分析・想定します。恐怖から目をそらすのではなく、正面から向き合い、起こりうる最悪の結末をはっきりと見定めます。

  2. ステップ2:その最悪の事態を受け入れる覚悟をする ステップ1で想定した最悪の事態を、心の中で受け入れる準備をします。「そうなっても仕方がない」「そうなったら、それを受け入れよう」と覚悟を決めるのです。この「覚悟」こそが、魔法の鍵となります。これによって、パニック状態から解放され、精神的な落ち着きを取り戻すことができます。失うものが明確になることで、かえって心が安らぐからです。

  3. ステップ3:最悪の事態を少しでも好転させるために、ただちに行動する 最悪の事態を受け入れた冷静な心で、次に「その最悪の状況から、少しでも事態を改善するために何ができるか?」を考え、時間やエネルギーをその改善策の実行に集中させます。もはや失うものは何もないという精神状態なので、前向きで建設的な行動に全力を注ぐことができるようになります。

この公式は、悩みを漠然とした「感情」の問題から、具体的な「行動」へと転換させるためのフレームワークです。この3ステップを踏むことで、人は混乱から抜け出し、冷静に現実と向き合い、事態を好転させるための力強い一歩を踏み出すことができるのです。

要約スライド

2 悩みを解消する魔法の公式の感想

この章の肝は、ふさぎこんだり、悩んだり、迷っている精神状態では、何も問題は解決せず、
むしろ、悪い方向に向かうということだと思うんです。人の心の状態が全てということです。

他の本で、1,まずは受け入れる 2,それを認める 3,そして許す 4,最後に愛するというのを見ました。
第2章の精神と良く似ています。目の前に起こった事を受け入れて、認めることで心が整理される。

整理されてから許すことで心が軽くなる(解放されるとも言うのでしょうか?)そしてそんな駄目駄目な自分で、
誰からも愛されなくても、自分だけは自分を愛して、物事に立ち向かう。

70年前のカーネギーの言っている事ととても類似しています。多分、人はタイミングと言葉を変えることで、
ささることがあるので、同じことを似た言葉で時期を変えて発信しているだけだと思います。

3 悩みを解消する魔法の公式の実体験

本では3人の方の印象に残る立派な実体験が紹介されていました。

私の実体験は陳腐で小さくて恥ずかしいですが、第2章の趣旨の変化球にもなるので、ご紹介します。

私の年代は、若い頃にPCやスマホが無かったので、どうしても抵抗があります。やりたいことがスムーズに
早くできない。そういう自分にイライラして辞めてしまうことがありました。

スマホ、ワード、エクセル、パワポ、ブログ、AI,等々上手くできない自分を受け入れて認めて許しました。
カーネギーの最悪を想定して、受け入れるのと類似しています。

そして、そんなトロイ自分でも、出来ること、分かることを1つ1つ習得していこう。時間かかってもいいから。
カーネギーの心が冷静になれば、解決に向かうのと類似しています。

これで、今は本当に全然大した事ありませんが、人並みにスマホやPCが使えています。

4 悩みを解消する魔法の公式のまとめ

カーネギーは、物事(起こったこと)の最悪を想定して
それを受け入れる覚悟をすれば、冷静に改善に向けて
行動できるようになること、実例3人で教えてくれた。

わたろうは、これから少し変化球で、自分の弱点を
受け入れて認めて許すことで改善に向かうと
応用させてもらった。

弱音を吐いたり、泣いたりしていいんだよ!
もう一人の自分に!心が軽くなるから。
そして、明日への一歩になるから。

いろんな言葉は、根っこは同じ!!

ミズリー州の何気ない風景

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