カーネギーの【道は開ける】を要約&感想・実体験!新・完訳第3章

悩みはあなたにどんな苦しみを与えるのか

現在、体不調を感じているすべての方に一読してもらいたい。
70年前のカーネギーの意見に耳を傾けてもらいたい。

医学は飛躍的に進歩しても、人の心は必ずしも比例して進歩していない。
証拠に、70年前のカネーギーの言葉が腑に落ちると思います。

目次

1 悩みはあなたにどんな苦しみを与えるのかの要約

1 心と体の無視できない関係

こころと体は表裏一体で切り離す事ができない。これは感覚的なことではなく医学的のも指摘されている。

2 悩みの体を壊すメカニズム

強い悩みや緊張状態が続くと、脳からの指令で自律神経が乱れます。

  • 胃の神経が異常な緊張状態になる
  • 胃液の分泌が正常に行われなくなる
  • 消化不良が起こり、胃壁が傷つく

これが、多くの人を苦しめる胃潰瘍や十二指腸潰瘍の直接的な引き金になるとカーネギーは指摘しています。
悩みは、目に見えないハンマーで毎日あなたの胃を殴りつけているようなものなのです。

3 悩みの引き起こす疾患

スライド以外にも、直接的、間接的起因による病名は数多くある。
悩みが起因して、死亡に至るものもあるとカーネギーは指摘しています。

4 医師の衝撃的な見解

70年前のカーネギーの調査によれば、当時の医師たちは、入院患者の70%が悩みや不安がなくなれば、
退院して自力で回復できると証言している。この見解は恐ろしいほど衝撃的である。

5 悩みの本当の代償

悩みは、目に見えず分かりにくい。だから放置しがちだが、小さい事が継続されると恐ろしいほど体が蝕まれる。

本編では、監禁されて1滴1滴水が落ちる音でも、人は正気を失うという紹介の部分もある。

2 悩みはあなたにどんな苦しみを与えるのかの感想

毎年の交通事故で亡くなる方の人数と比較して少ないから大きな問題ではないという考え方。
つまり、マイナス同士の比較はご法度。してはいけないと言われる。

だから、レアケースで数人が死亡したら(病原菌など)社会が大きな予算と人員を割いて対策に出る。
ここは、仕方がないと認める。

しかし、悩み起因の死亡者がどれだけ増えても多くても、カーネギーが70年以上前から訴えても
社会は真剣に対応していないように見えるのが、私には不思議で不満。

3 悩みはあなたにどんな苦しみを与えるのかの実体験

1 血圧急上昇

亡くなった母が血圧計をもっていたので、私も血圧を毎日1回測定しています。
健康診断で高いと指摘を受けたので、注意深く食べ物、運動を、睡眠を意識していました。

でも、相場で自分の思いと逆の方向に相場が動くと、それだけで一気に血圧が上昇します。
やはり、メンタルの影響は普段の地道な努力を飛び越えてしまう力があると実感した。

2 円形脱毛症

行政に営業をしていた頃に、予算作成に必要な資料を提供したり、相談に乗ったりしして、入札されれば、
自分が落札できると思っていました。工法が特殊で当社しかできない事もあったので、、、

それが、私の知らないうちに入札が終わり、地元の会社が落札した。なぜ行政は入札があると教えてくれなかったとか
なんで見落としたのかとか、会長に報告するのがいやだなとか、頭の中グルグル。

その時に、人生で初めて500円玉くらいの円形脱毛症が後頭部にできた。
精神的に辛いと体に異変が出ると改めて、実体験した思い出です。

4 悩みはあなたにどんな苦しみを与えるのかのまとめ

第1部の締めくくりの章でもありますが、心の問題、特に悩みは体に大きな影響を与えることは
もはや常識で誰も否定できません。

解決策の有力な方法の1つは、カーネギーのアドバイスのように、過去と未来を鉄のカーテンで閉ざし、
1日づつ生きる。そしてすべてを受け入れて覚悟を決める。

この単純なことが70年変わらない真理であると思います。

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