カーネギーの【道は開ける】を要約&感想・実体験!新・完訳第12章

人生が変わるかもしれない言葉

病気で苦しんでいる方、借金に追われている方など

ふさぎこんでいる方々に、是非目を通して欲しい。

読み終える頃には、必ず一筋の光が輝いていると思います。

目次

1 人生が変わるかもしれない言葉の要約と感想

私たちの幸せは、お金や地位、健康といった外部の環境によって決まる。多くの人がそう信じています。しかし、デール・カーネギーはその著書『道は開ける』の中で「それは違う」と断言します。

人生を天国にも地獄にも変える力、それは私たちの「心」の中にあります。

この記事では、第4部 第12章で紹介されている、古代ローマ皇帝の賢い言葉を道しるべに、自分の「思考」をコントロールし、日々の生活の中に幸福を見出すための、シンプルで力強い法則を、数々の実体験とともに解き明かします。

1,すべては「心の持ちよう」一つで決まる

この章でカーネギーが繰り返し強調するのは、私たちの幸・不幸を最終的に決定づけるのは、客観的な事実ではなく、それに対する私たちの主観的な心の持ちよう(メンタル・アティチュード)だという真実です。

1,マルクス・アウレリウスの不朽の言葉

この法則を最も簡潔に、そして力強く表現しているのが、ローマ皇帝であり哲学者でもあったマルクス・アウレリウスが、その著書『自省録』に記した以下の言葉です。

「われわれの人生は、われわれの思考がつくり上げたものである」

外部で何が起ころうと、それに対して私たちがどう「考え」、どう「反応する」か。それこそが、私たちの人生の質を決定づけるのです。

後の名著と言われる、ナポレオンヒルの思考は現実化するも、同じような事が書かれていると想像する。

人の本質は、何年経過しても不変的な事は必ずあると思う。

2,状況ではなく「心」が天国と地獄をつくる

詩人ミルトンは、その叙事詩『失楽園』の中でこう書きました。「心はそれ自身の場所。それ自身のうちにあって、天国を地獄にすることも、地獄を天国にすることもできる」。

カーネギーは、歴史上の人物を対比させることで、この事実を鮮やかに示します。 ヨーロッパのほぼ全てを手中に収めた皇帝ナポレオンは、すべてを持ちながら「私の人生で、幸せな日は六日もなかった」と嘆きました。一方で、見えず、聞こえず、話せないという三重苦を背負ったヘレン・ケラーは、「人生はかくも美しい」と断言しました。

この二人の違いは、置かれた状況ではなく、ただ「心の持ちよう」の違いだったのです。

富、名声、地位のほぼすべてを得たナポレオンが人生で幸せな日が6日も無かった。
生まれながら、目、耳、口、の不自由な三重苦のヘレンケラーが人生は素晴らしい。

これを聞いて人生が外的要因よりこころの中にあると完全にわかる。

2,「幸福な考え」を意識的に選ぶ技術

思考が重要であることは分かりました。では、どうすればそれを実践できるのでしょうか。本書では、人生のどん底から這い上がった一人のビジネスマンの実体験が紹介されています。

1,「ただ考え、感謝せよ」—人生を好転させた男の話

ビジネスに失敗し、深刻な悩みを抱えていたハル・ケンプという男性。彼は人生に絶望し、自殺まで考えていました。しかしある日、彼はリンカーンの「たいていの人間は、自分で決心した程度だけ幸福になれる」という言葉と、「ただ考え、感謝せよ」というフレーズに出会います。

彼は、自分の人生を好転させる最後のチャンスとして、この**「幸福な考え方」を意識的に実践する**ことを決意しました。

  • 毎朝、鏡の中の自分に微笑みかける。
  • 神に感謝できること(目が見えること、素晴らしい音楽など)をリストアップする。
  • オフィスでは、陽気な歌を口ずさむ。
  • 周囲の人々に、明るく元気に話しかける。

最初は不自然に感じたこれらの行動も、続けるうちに彼の心の持ちようを根底から変えていきました。結果、彼は悩みから解放され、新しいキャリアで大成功を収めることができたのです。

楽しそうに快活に行動するという、誰にでも、いつでも、無料で、誰にも相談せずに、許可も不要でできる
自分だけでなく、周りもいい雰囲気に変える方法。使わなければ持ったなさすぎると思いませんか?

3,手に入れたものを「楽しむ」ことを忘れない

私たちは目標達成に奔走するあまり、大切なことを見失いがちです。

1,賢い人間だけが達成できる「第二の目標」

著述家のローガン・ピアソル・スミスは、こう看破しました。

「人生には二つの目標がある。第一は、ほしいものを手に入れること。第二は、それを楽しむこと。賢い人間だけが、第二の目標を達成する」

どんなに素晴らしいものを手に入れても、それを楽しむ「心」がなければ、幸福は訪れません。

ある女性は、ソーダ水に入ったアイスクリームが溶けていくのを見て、人生の真理に気づきました。「溶けてしまう前に、この一瞬を楽しまなければ」と。私たちの人生も、このアイスクリームと同じです。「いつか」ではなく、「いま、ここ」にある幸せを味わう心の持ちようが何よりも重要なのです。

遠くの心配事を、今日にしてはいけない様に、遠い先の未来の楽しみより、目の前の楽しみをしっかり楽しむ。
これが、今日に生きるにもつながると思います。

4,まとめ|あなたの思考が、あなたの世界を創る

この章のメッセージは、あなたの人生を変える力を持っています。 幸福は、外から与えられるものではなく、あなたの内なる思考によって、あなた自身が創り出すものです。

悩みや不安といったネガティブな思考ではなく、喜び、感謝、そして希望といったポジティブな思考を、今日から意識的に選び取っていきませんか。あなたの思考が変われば、あなたの見る世界は、そしてあなたの人生そのものが、必ず変わっていくはずです。

最強の人生を変える方法ですが、人間は悲しいかな忘れると思うんです。

だから、紙に書いて、見えるところに、恥ずかしいかもしれないが、貼っておくべきと思います。

上の画像は、カーネギーが生きていた頃のミズリー州の1風景です。

2 人生が変わるかもしれない言葉の実体験 

1怠惰な自分を動かす

自分は、なかなか行動しないタイプの人間です。いろいろ考えるよりも、ただ面倒くさいと思って、行動しないタイプです。

自己嫌悪になります。昨夜、十分睡眠もも取ったのに、心配事も無いのに、やらなきゃと分かっているのに、

行動に移さないのです。本当に呆れます。そんな自分が、効果があった方法は、嘘なんですが、楽しそうに、

今からそれをやれるんだと、少し背伸びしたり、歩いたりして、開始まであと1分か。早く来ないかなと

言葉にして開始する方法です。体動かす。楽しそうにする。言葉に出す。タイムリミット使う。

本当に、恥ずかしいですが、ここまでしないと本当に手を付けないんです。

2部活に行きたくない時や営業訪問で謝罪の時

学校に行きたくないこともそうですが、部活動は、肉体的に相当疲れる。行くまでに精神的負担が大きい。

楽しそうにと思っても、なかなか厳しい。似た感覚で、営業の誤りに行くときや、変更のお願いに行くときも

精神的負担が大きい。楽しそうに考えにくい。私はこういう時は、映画の撮影でこういうシーンを取る日だと

思うようにして、自分が主人公のスターで名俳優と思う事にしていました。人には言いません。

自分で勝手に思ってしているので、無料で誰にも迷惑かけません。

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